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日本の山河・2010年新春特集 奥武蔵陽だまりトレッキング「日本の原風景を歩く!」
日本の原風景を歩くコースが人気沸騰中である。どのコースも休日はかなり込み合っているときいて、さっそくネイチャル取材班も出かけてみた。今回は奥武蔵・鎌北湖である。なお、この後も何回かにわたって日本の原風景トレックコースをシリーズでご紹介する予定だ。
あるき始めは、西武線東吾野駅からとなる。帰りは西武線武蔵横手駅までの歩きなのでバスも使わずにすみアクセスは理想的である。無駄な時間や交通費がかからないいまの大不況下時代にふさわしい合理的なトレックコースだといえよう。人気なのももっともである。
御吾野駅をスタートし、国道を左に進み、林道がでてきたところで右に入り、少し歩いたところに奥武蔵三十番札所の福徳寺がある。ここからは、川沿いの舗装された車道を歩くことになる。分岐の標識に従い、右へいくとユガテへの登り道だ。まもなく奥武蔵を代表する山村の風景が現れる。ユガテは、近年、日本の原風景を求める人々が増えててきて人気がでてきているようだ。畑のなかを抜けて、集落の裏庭をよぎっていくので、村人の生活が手に取るようにわかる。昔懐かしい山村情緒にひたりながらのティータイムとしたいところだ。
ここから鎌北湖へはエビガ坂を経て1時間ちょっと。鎌北湖は、ハイキングと釣り客で休日は賑わっているが、平日はバス便がないこともあり、別名「乙女の湖」とも呼ばれているほど静かな湖となる。できれば秋の平日にひとりで歩きにきてみたいところだ。湖畔でランチのあと、復路にある奥武蔵自然遊歩道を北向地蔵へと下る。北向地蔵の名は、単純に北を向いているところから由来したらしい。
このお地蔵さんは、恋をとりもってくれるというので女性ハイカーに人気がある。このあと、権現堂までくだり、五条の滝へと向かう。途中、ススキの銀の穂がまぶしい。景色は抜群だ。丹沢まで展望できる。五条の清冽な滝もとで気持ちをあらたにしたあと、武蔵横手駅へと下る。
参考までに一般コースタイムをご紹介する。
西武東吾野駅(10分)福徳寺(50分)ユガテ(1時間20分)鎌北湖(30分)北向地蔵(25分)五条の滝(35分)武蔵横手駅
。簡単なコースなので、年末年始に暴飲暴食で体力の弱っているかたにも、春山にむけての足慣らしとしてふさわしいトレッキングコースではなかろうか。なにより、日本の村の原風景のなかを歩いて楽しめるのだから癒し効果抜群のコースである。
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